自分の資産は自分で守る!!
by wpmaster · 公開 · 更新済み

質問です。
みなさんは、しっかりとしたセキュリティーのもとで暗号通貨を管理していますか?
暗号通貨は、法定通貨とは異なり、国や銀行が管理をしてくれるわけではありません。
つまり、管理はすべて『自己責任』となります。
どれだけたくさんのコインを保有していても、管理方法やセキュリティーが甘ければ、
大切な資産を危険にさらすことになってしまいます。
暗号通貨を保有するうえで、最も大事なことは『保管方法』です!
「ハッカーの餌食」にならないためにも、徹底した管理方法について学んでいきましょう。
はじめに、保管する場所に潜む『リスク』を見ていきたいと思います。
<取引所リスク>
暗号通貨の取引所(両替所)は、ハッキングのリスクがあり、常に危険と隣り合わせ。
取引所は、セキュリティーを強化して管理を行っているものですが、
それでもハッキングの被害に遭ってしまうことがあります。
ハッキング事件といえば、
2018年1月26日にコインチェックで起きた5.4億XEM(580億円)が流出された事件が
記憶に新しいと思いますが、その他にも2014年2月に起こったマウントゴックス事件が有名ですね。
当時、世界最大級の取引所だったマウントゴックスから
(i) 3日間で顧客が保有する75万ビットコイン
(ii) 自社保有分の10万ビットコイン、さらに、
(iii) 預かり金28億円相当が消失。
当時の取引価格(1ビットコイン=550ドル前後)で計算すると470億円相当で、
世界中でもニュースで取り上げられ、歴史に残る大事件として今でもよく耳にします。
この事件後、日本ではビットコインの存在が知れ渡りましたが、『ビットコイン、盗難、危険』といった印象をメディアが市民に与え、どちらかといえばネガティブなかたちで認識されてしまいました。
『ビットコイン=危ないもの』として捉えられ、日本の財務省も『通貨ではなくゲームコイン』と判断をしていた。
しかし、よく考えてみれば
『一取引所の管理体制やセキュリティーが甘かったことでハッキング被害に遭い、ビットコインが盗まれた』
といった出来事なので、ビットコイン自体はなにも悪くはありません。
ハッカーは価値のないものを盗みません。
ビットコインは当時の価格から現在(2018年2月)約20倍も価値が上昇したわけですが、
今となっては歴史がビットコインの価値を証明してくれています。
マウントゴックスのようにハッキングに遭い、取引所が倒産してしまうと
皆さんの大切な資産を一瞬にして失ってしまいます。
取引所はあくまでも取引を行う場所と認識し、コインは別の方法で保管することをお薦めします!
ビットコインのハッキングは、公衆Wi-Fiネットワークを介しても起こり得ます。
自分専用のWi-Fiネットワークや常に信用できるWi-Fiのみ使用するなどの対策が必要です。
このWi-Fiによるハッキングは、マルウェア(コンピュータウィルス等)による 秘密鍵 の流出が考えられます。
第三者に教えたりしないでください。
・紙に 秘密鍵 を記入して金庫など安全な場所で保管。場合によっては、複数箇所に分けて保管する。
・インターネットに繋がらないパソコンやスマートフォンに保管する。
以下の記事で、最近のマルウェアがどれほど悪質かがわかります。ぜひ読んでみてください!
暗号通貨を採掘するマルウェアが流行 ~キヤノンITS、1月のマルウェアレポートを公開
(窓の杜より)
取引所に預ける以外にも管理の方法があります。
次回のブログでは、どのような方法があるのかご紹介します!